

2015年、夏の終わりに太田氏が休暇で
訪れたヴェネツィア本島の北東、マラーニ (Marani) 運河に沿って位置する
Murano(ムラーノ)島。
ヴェネツィアン・グラスで有名な島といえば
ピンと来るかもしれません。
ヴェネチアはかつて東西交易の中継点だったことから、イスラムのガラス製法が
早くに伝えられました。
700年ほど前に技術流出を恐れた政治家がガラス職人をムラーノ島へと移住させたことがヴェネツィアンビーズやヴェネツィアン・グラスの始まりと言われています。
職人が狭い島に集中した結果、技術が磨かれ、質が高く芸術性に優れたビーズは、ガラス食器などとともに数多く作られ、世界中に知れ渡り、近年では技術流出が激しく、インド産や中国産のヴェネツィアン風ビーズが低価格で多数出回り希少価値がぐんと上がっています。





今回、偶然なのか必然なのか
多くのデットストックに出会った太田氏。
デッドストック。しかも袋詰めされている状態。。。
まず見つからないそうです。
無数にある土産物屋からガラス専門店は勿論、
現存するガラスファクトリーや廃業したカンパニー、
工場跡地、コレクターやディーラー、個人宅の倉庫を
人伝てに駆けずり回り、ようやく辿り着いたそうです。
仕事じゃないですか太田さん。。
休んでください。
今月末に開催予定のオーダーフェアではデザイナーの粋なはからいで
デッドストックのムラーノビーズ(ヴェネチアンガラスビーズ)を用いたアイテムを
オーダーできるまたとない機会となります。
詳細は近日。
では・・・

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